奴隷市場

Date: Fri, 12 Apr 2002 02:18:06 +0900
From: takeshi hora
Subject: ぽこぽこ軍将1と奴隷市場のレビュー

 奴隷市場のレビューです。

 舞台は16世紀の西ヨーロッパ。 主人公は自国と非常に関係が悪化している国にある自国の大使館に勤める任務を負います。 実際に戦争が始まったら相手国から逃げ出して自国および自国の同盟軍に檄文を飛ばすという役目を負っているわけです。 したがって滞在期間も非常に短い。
 さてそのなかで敵国に入った主人公は、その国内で親友(大商人)と出会い、彼の紹介で奴隷を買うことになります。 三人いるんだけど、金髪の女性が個人的には良かったなぁ。 ストーリーとしても一番しっくり来たし。
 そのストーリーなんですが、買った奴隷を文字通り奴隷として扱うか、それとも同等の人間として扱うかというので展開ががらりと変わります。 もちろん人間として扱ったほうが真のエンディングとなります。 (だってスタッフロールが流れるのがこっちだから)
1プレイが非常に短いので(文章飛ばしまくると15分くらいか?)コンプリートしようとすれば案外簡単にできるでしょう。 ただ、はじめていくルートは決して飛ばすということをせずにしっかりとストーリーを堪能してほしいと思います。 そう思えるほど私は楽しめました。

 ちなみに奴隷として扱うとろくなエンディングになりません(笑)。 喉を掻っ切られたり口にピストルを押し付けられて撃たれたりします。 また、人間として扱うにしても、金髪の女性奴隷は何度かやらないと絶対に真のエンディングにたどり着けません。
 実はこのゲーム。 所持金が繰り越すシステムになってまして、やってはエンディングを見て、また本編からやってエンディングを見てというのを繰り返して所持金を増やさないと彼女と一緒になれないんだな。 これに気づくのにちょっとかかってしまった…。