あっぷ プライベートビデオ vol.1 古山きみこ + HAPPY☆LESSON キャラクターDVD 4 四天王うづき&こやまきみこ

Date: Sun, 02 Sep 2007 20:46:06 +0900
From: Fukapon
Subject: こやまきみこ様の実写DVD2本を堪能する

 ペンギンにゃ、みなさん。Fukaponにゃの。

 さて、何かの勢いで買って積んでいたこやまきみこ(旧名、古山きみこ)様のDVDが2本

 そして某T澤氏との会話の中で「じゃあ、そろそろ観るか」と言ってしまった私。

 とゆわけで、今回はこのDVD2本文のレビューをお届けしたいと思います。

 ちなみにこのレビューを書くにあたりDVDを探し出したわけですが、ついでに身に覚えのないDVDもあったりしてちょっと悲しくなりました。 なぜ『yui horie CLIPS 1』があるのか(Love Destinyのためかも)。 いつの間に『ONE 〜輝く季節へ〜 True Stories』を揃えたのか(KSS版を買った勢いだったのだろう)。 近く平和に暇になって、これらが観られるようになることを願いつつ、レビューに入りましょう。

あっぷ プライベートビデオ vol.1 古山きみこ

 1999年12月17日に発売になったらしい、古山きみこ様オンリーDVD、要はイメージビデオです。 「妖精が舞い降りた…」という頭では理解できても身体が拒否するサブタイトルもどき付き。 市中在庫がだぶついているだけなのか、まだ生産しているのか知りませんが、今でもアニメ関連DVDとして普通に買えます。 なぜかワゴン入りしているのは見たことがないので、気になる人は普通に買っちゃいましょう。

 まず、予備知識として「あっぷ」についてご説明。 DEVICEHIGHじゃありませんが、今時の知名度は低いですからねぇ。 って、ウェブ検索して出てくるまとまった情報って、うちだけかよっ。 仕方ありませんので、手前どもの解説を引用。

あっぷ2

あっぷ

 KSSによる新人オーディションもどき「あっぷ2 MY GIRL 2000」に参加した女性声優アイドルもどきによって構成されていたユニット。
 テレビアニメ版『下級生』のED前にコーナーを持っていたが、あまりの不評で第4話からED後に移された。 また、同番組のEDも歌い、実写映像とともに放映されていた。
 なお、ユニットリーダーは菊地由美がつとめていた。

あっぷ2 MY GIRL 2000

あっぷまいがーるにせん

 KSSによる新人声優アイドルもどきオーディションもどきの企画名。
 古山きみこ、松来未祐、森田早桜、菊地由美、崎谷芙由美、中野知美、AKIKO、浅木舞、東里、端原希の計10名が参加。 半分の5人が選抜される予定だったが、結局4名+1ユニット(2名)の6名が最終選抜された。 4名の内訳は、古山きみこ、松来未祐、森田早桜、菊地由美。 1ユニット「プチあっぷ」は、崎谷芙由美、中野知美から構成される。
 なお、選抜されたメンバーで未だに「あっぷ2」を構成しているのかは不明。

 とまぁ、そーゆー感じで。 今で言うRAMSのCLOVERを生み出そうって感じだったのかも知れませんね。 まぁ、当時(今もですが)私は実写方面に疎く、それ以上のことは存じません。 ぁ、失敗したことは知ってるわ。

 ちなみにこの解説、おそらくは誤りを含んでいます。 今となってはそれを裏付ける資料も少ないのですが、企画名は「あっぷ MY GIRL2000」で「2」は含まれなかった可能性が高いです。 DVDパッケージのロゴがそうなっています。 まぁ、今となってはどうでもいいことですが、こうやって偶然でも微妙な誤りを含んでおくと、どこでパクられたかよくわかります。 Wikipediaの「松来未祐」における説明は怪しいですね(ぉ

 では、そろそろ仕方ないので観てみましょう。 ...ごめん、まだ観てないんだ(笑。 ぇっと、ディスク内周には"MT"の文字があり、プレスはメモリーテックだと推測されます。 ぁ、そんなことどうでもよい?

 面倒なので観ながら書いちゃいましょう。 いやー、やる気ありませんね。

 ちょ、OPから頭痛いよ。 「Girl's be UP!」が実写PVでフルコーラスだよ。 しかし特筆すべきは彼女たちの薄化粧(と言うほど薄くもないんだろうが)度合いです。 正直なところ、アイドル一本でやって行くにはビジュアルが弱い人もいるわけですが、そこは声優とのハイブリッド、いやむしろ声優ってのを中心に据えるという意図があったんでしょうかね。 そんな中で割と塗っていたのが古山きみこさんだったが故に、浮いていたというのもあるのかも。

 vol.1だからか、オーディションの様子なども踏まえつつ、まずは自己紹介。 いやぁ、当時の「古山きみこ」ですからねぇ。 オーディションをぶっちぎりでトップ当選したらしい、みんな怖いもの見たさが過ぎるよと言いたくなる結論を生み出した自己紹介が、改めてなされているなといった感じです。

 「チャームポイントは、むちむちしているところです」というセンスが他の追随を許さない彼女、生年月日は昭和54年(1979年)1月27日で、当時20歳(ホントか? この歳じゃメガゾーン23は出てこないだろ)。 スリーサイズは秘密だったんですねぇ。 結構スタイルいいと思うんですが。 今も巨乳だと斯界では好評ですからね。 なお、デビューはサターン版YU-NOと自己申告。

 ふぅむ、やっぱり若いなぁ。 硬いライティングも何のそのだ(嘘。 当時は確実に色物として認識していましたが、今のこやまきみこさんと並べて考えると、普通の女の子に見えてしまいます。 今のこやまきみこさんも、大好きなんですよ? でも、ドージンワクワクとか観てると、なんつーか丸腰では勝負できない感じがありますよね。 つかさ、結構変わってるんですよね。 整形したってわけじゃないんでしょうが、今のこやまきみこさんって整いすぎているんです。 やっぱり女の子も、ちょっとでこぼこなぐらいが(ぉ

 さて、自己紹介を終えると声優志望らしく、彼女がヒロインを務めるオリジナル(?)アニメ『亜梨香におまかせ』パートとなります。 劇中のカメラがα-7000というのが時代を感じさせますね。 絵柄もそんな感じで古くさく、いかにもKSSっぽいなぁって感じがするんですが、とても丁寧に描かれていて感心です。 ぁ、古山きみこさんの演技ね。 この頃には完成されていたんじゃないでしょうか。 ...という感じでオブラートに包めばよろしいでしょうか。 いや、だって、今とそんな変わらないんだよ。 むしろ、当時の方が上手か。 演技中に役割期待を意識していなかったのか、素直でキャラに馴染んでいるんですよね。

 と書いてから気づくわけですが、今の彼女にとって、それは仕方のないことなのかも知れません。 彼女はあっぷの最終オーディションに通った後(後ではないのかも知れませんが)、すぐに一般向けで受けたかというとそうではなく、2002年のハピレスまではエロゲが主だったのではないでしょうか。 端から見るにそれこそ堀江由衣(彼女もやまとなでしこは当たらなかったが)に代表される昨今のトップアイドル声優と比べると苦労人で、掴んだ成功を身体が勝手に、本当に大切にしているんじゃないでしょうかね。 試しに期待を外してみたのかも知れないCD『Sweet Scar』が売れたって話を聞いたことがないしなぁ。 声は確かに「ロリ専用」みたいなところもありますが、演技次第では幅広く活躍できると今になって思わされました。 ほら、先輩のこおろぎさとみさんだってそうじゃないですか。 現在の主力ファン層は把握しかねますが、ときには周りの目を気にせず、斬新な方面に走って欲しいものです。

 続いて生い立ち紹介パート。 「生い立ちって、なに?」でしっかり掴んでくる古山きみこさんですが、その後の素人の友人登場で発覚する事実は。 ...素人とあんま変わらない、あらゆる点で。 ま、まぁ、駆け出しですし、そーゆー売りですからってことでお願いします。

 はい、だれてきましたね。 もう疲れたんでハピレスの方に移ってもいいですか。 とか思いながらぼけーっと観てました。 そう、ぼけーっと気を抜いてみられる仕上がりなんですよね。 それなりに好きだからというのもあるとは思いますが、意外と普通なのです。

 その後気づいたら罰ゲームで寝起きチェックしてて、主題歌がPV付きで流れて、最後は映像特典のメイキングでした。 ポラを「暖まったかな」と胸元から出すシーンがおかしいです。 そりゃねぇだろ。 カメラマン、ぐっじょぶ。

HAPPY☆LESSON キャラクターDVD 4 四天王うづき&こやまきみこ

 さて、予想外に飽きてしまっていますが2枚目、ハピレスの方にいってみましょう。

 こちらの発売は2003年4月25日だったようで、ちょうど、今と、あっぷの頃との中間点に位置しています。 有り体に言えば「こやまきみこを語る上で外せない、マイルストーンとも呼べる作品」って感じなんですかね。

 キャラクターDVDということで、四天王うづきとしてのこやまきみこさんが収められているはず。 特にコスプレパートは期待できます。 いや、あたし、コスプレ好きだから(笑。 AVですらコスプレものだと心ときめきますよ。

 ちなみにこれも、現在普通に買うことができます。 キャラクターDVDシリーズはたまにワゴンの中で在庫処分対象になっていますが、この4巻を見たことはありません。 欲しい人はやはり、普通に買ってください。

 では、こちらも観てみましょう。 ぁ、メモリーテックですね、ってのはもういいですか。

 笹島かほるとのコントもどきで始まる第1部は、制作費が安そうな実写クイズ大会みたいなのです。 もう、ここについては語るところもないっつーか。 ハピレスでもうづきでもない内容なので省略。 と思ったけど、一つだけ見所が。 千歳の似顔絵を描けという問題が出るんですよ。 そう、あのこやまきみこさんに絵を描かせるのです。 が、「ヤメタ!」といって投げ出す、ぁ、描き直した。 でも描き直し前後で差異がなく、...まぁ、絵は苦手なんですよね。 うん。

 第1部の最後に、なぜか脈略もなくうづきとさつきが入れ替わってしまうという演技シーンが入るのですが、ここはさすが声優。 きっちり入れ替わりを演じていました。

 ここでスタッフインタビューが入って心安まります。 メディアワークスの企画担当の高野氏によりまじめな「四天王うづきというキャラについて」が語られます。 そもそもは「ゲームやアニメが好きな男の子が気づくと一人で寂しい」という状況に対しての回答だったとか。 話を聞く限り、うづきは最もまじめに組まれたキャラだったのかも知れません。 この部分のためだけにでもDVDを観る価値はある(違

 その後アニメPVでのイメージソングを経て、第2部のハッピーチャレンジとして「バスガイド」になる企画へ。 浅野るりさん、笹島かほるさんと苺狩りに行くという内容です。 まぁお察しの通り散々な仕事っぷりです。

 苺狩りに入る前に、またもやスタッフインタビュー。 ここでは脚本の吉岡氏と監督の鈴木氏が語ります。 鈴木さんの「羽が邪魔でみんな隠れちゃうんだよ」というコメントが何とも、重みがありますなぁ。

 今度は実写PVでのイメージソングを挟んで第3部へ。 このPVを含め実写パートを観るに、この頃のこやまきみこさんはすでに現在のこやまきみこさんに近いと感じます。 先ほども書いた役割期待を原因にした「こやまきみこ」が存在していると言えるのではないでしょうか。 ビジュアル面でもだいぶ整っており、あっぷのころの垢抜けない雰囲気はありません。

 さて、第3部はハッピーチャレンジ後編、苺狩りパートです。 ぇーっと、別に、語ることもないんですが。 つか、長いよ。 もう疲れたよ。

 と思ってると、またまたスタッフインタビュー。 プロデューサの大宮氏、音響の飯塚氏。 「きみきみについて話しをさせたら僕ら長いよ」「それで1本できちゃうよ」と言うお二人、「デビューの頃から知ってる」とまぁ、その通りですよね。 「某あっぷ」のメイキングはやはり大宮さんが担当だったそうです。 写ってないんですよ、大宮さん。 ちなみに第1部のクイズパートも大宮さんが撮ったらしい。

 さて、やっとの事でエンディングコメントを抜け、メイキングを終えて、1時間8分ほどの長旅を終えることになります。 もうね、ぐったり。 キャラクターDVDについてはこやまきみこ様を堪能と言うほどこやまきみこ率が高いわけではなく、それ狙いで観るとガッカリすることでしょう。

まとめ

 あっぷを52分、ハピレスを1時間8分観た今、正直に言っていいかな。 今夏のルパン、まだ観てないんだよ。 つか、ML350にDPX入れたいんだよ。 とまぁ、正直時間の無駄なので、全くおすすめできません。 ここまで辛い結論を出すことは珍しいんですけどね。

 あっぷの方はその名の通り、100%古山きみこです。 また、かれこれ10年近く前の出来事ということで、今になって観るのは結構ありかな。 アニメパートが一緒に入っているのがうまくて「ぁ、この子がこんな演技するんだ」みたいな感じ方ができます。 おすすめ。

 ハピレスの方は...。 結局、ハピレスのDVDですからねぇ。 ご存じの通りハピレスの関連DVD/CDというのはアニメ以外にもかなりの数があり、そーゆーのが好きな人にははまるんでしょう。 私にははまりませんでした。 まぁ、スタッフインタビューは興味深いので、そのために観てもいいんじゃないでしょうか。

 とゆわけで、まぁ、結論としては。

 凄く暇になって積みDVDがなくなったときにどうぞ。

 では。 もうね、今回はぐったりで、このレビューを校正する気にもならん。 書き殴りのまま出してやるっ。 ぁー、このDVD、T澤氏にあげればいいのかな? もううちに置いておく場所はない気がするぞ。