Date: Wed, 25 Dec 2002 23:32:41 +0900
From: Fukapon
Subject: 今日の妹たち: CD: cherry blossom
ペンギンにゃ、みなさん。 てひひひひ〜、Fukaponですぅ。
待ちに待ったPritsのファールとアルバム『cherry blossom』(KICA-589)を入手いたしましたので、早速レポートをお届けいたします(^^;
まずは内容をチェキ。
「Love States」はシングル版から表記が変更されています。 シングル『Sakura Revolution』では「Love states 〜ラブ ステイツ〜」と表記されていました。
全体としては、Pritsのデビューシングル『Sakura Revolution』の延長線上にある仕上がりとなっています。
素直で元気な、子どもでも大人でもない女の子たちとして、Pritsの4人が演出されています。
意外と無難な内容になっていて、シングルの時のようにその斬新さに驚くような曲はありませんでした。
ん〜、この点はちょっと残念ですね。
Pritsは歌唱力じゃ勝負できないということ、ある程度わかっていると思うんですがねぇ(爆
それでは、1曲ずつチェキしていきましょう。
ファーストトラックを飾ったのはデビュー曲「Sakura Revolution」をベースにアレンジしたインストナンバー。
楽曲が進むにつれてステージに広がりを持たせるような雰囲気になっていますが、音質がアレなせいで、「そうしたかったんだろうな」としか思えません(^^;
つぼみから開花へ、っつーイメージを持たせているんですかね。
あまりに普通の発想がPritsに似つかわしくないとは言えますが、まぁ、許してあげましょう(^^;;
2曲目の「Sakura Revolution」はおなじみの曲ですね。
今改めて聞いても、素敵な曲ですなぁ。
いろいろやってはきたけど、この曲や「告白“決めてよ!”」あたりがPritsに一番似合うのかも知れません(^^;
望月花穂ちゃんきたーっ、とつい叫んでしまう3曲目「love MAX」は、まとまりを無視した仕上がり(^^;
花穂ちゃんの歌じゃないアレな声から始まり、水樹奈々さんの魅惑的なボーカルへとつなげるとゆー挑戦に乾杯(笑。
...ひょっとして、この演出で子どもから大人への成長を表現しているのか?(爆。
テーマとなっている恋愛が妙に軽く描かれている点は、完全にシスプリから独立したんだなぁと感じさせます(^^;
4曲目、おなじみの「ダイスキ!!」も2,
3曲目に続いて元気な曲。
イヤと言うほど「可愛い女の子4人のユニット」と言うことを見せつけてきます(^^;
...ぁ〜、そこ、夏子様は可愛くないとか、花穂ちゃんが可愛いのと違うとか言っちゃダメだぞ(爆
そして、なぜかここ、5曲目で大人っぽい雰囲気の「Frozen Lover」が現れます。
確かにこの時期にぴったりな曲ですけど、ん〜、前後を見ると、浮くんですよねぇ。
...後ろの「1・2・3」を目立たせるためか?(^^;
ここで登場です。
大注目の1曲、「1・2・3」(爆
自分自身を見つめるというテーマは「Sakura Revolution」の流れを汲むものと言えます。
しかぁしっ、お歌の方は「Party DE Bon Appetit!」の直系か?(笑。
この曲では素直に、望月花穂ちゃんと桑谷夏子様の魅力を堪能しましょう(^^;;
7曲目「願い」は子どもと大人の中間、そんな雰囲気です。
ただ、落ち着いた楽曲から、だいぶ大人の領域が見えている世代なのかなぁ、と思わせます。
そんな素敵な楽曲に、夏子様の歌声が乗っかってくるのはどーなのかと思いますが(^^;
結果的に全然落ち着きませんね(爆
デビューシングルで衝撃を与えた「Love states」が8曲目に登場。
スカっぽいテイストがPritsに全く似合っていない様は、今聴いてもやはり斬新ですね(笑
スタイリッシュなイントロで始まる9曲目、「幸せのオブジェ」は「Love states」に続き斬新な内容になっています。
一昔前のジャニーズで使われたような楽曲に、大人っぽく決めた子どもの4人が歌を乗せます。
...4人のうち2人がアレなので、服は素敵なんだけど、ん〜、みたいな状況になっていますが(笑。 桑谷夏子様と望月花穂ちゃんの力って偉大ですね(^^;
ま、これがPritsらしいとゆーものか(爆
10曲目は完成度の高さで群を抜く「Love &
Peace」。
ご存じの通り、卒業、そして新たなスタートを歌ったこの曲をここに持ってきたのは、次の「初」カバー曲を意識してのことなのか。
5曲目「Frozen Lover」もそうでしたが、シングルでは「ん〜、やるねぇ」と思わせた曲が、アルバムでは今ひとつのポジションにおかれているのは残念ですよねぇ。
初カバー曲「GAMRAらなくちゃね
〜Prits Emotion〜」が11曲目です。
LINDBERGの「GAMRAらなくちゃね」をカバーしたこの曲、勢いで勝負していますね(^^;
歌い出しから、小林由美子、桑谷夏子様、望月花穂ちゃん、水樹奈々さん。
...歌唱力無視、勢いがあればよし!
とゆー意図が見え見え(笑。
とにかく勢いのみを考えられているだけあって、結構気持ちよく聴けたりするんですけどね(^^;;
最後は新曲「Powder White」が、失恋をテーマに落ち着きとともにアルバムをまとめています。
...ど、どーしただよ、プロデュースチーム(^^;
花穂ちゃんを野放しにしちゃダメじゃないか(爆。
台無し...(^^;;
夏子様をそれなりにドライブできているだけに残念です。
ところでこの曲、どっかで聴いたことがあるような気がするんですが...。
ん〜。
さて、今日も音質をチェキチェキチェキ(^^;
このチェキから手元のオーディオシステムが更新されています。
CDプレーヤがDENON DCD735からMeridian Audio 507に変更されました。
この変更で、歌唱力の差がハッキリ出るようになっております(笑。
夏子様すげーっ(爆
肝心の音質の方ですが、...ダメね(^^;
シングルで先行リリースされている曲に関してもリマスタリングがかけられたようであるところは評価しましょう。
しかし、改悪になっしまっている曲もあるのが困ったもの。
どの曲も低域が不足、中域が不足がち、高域がうるさい、と音のバランスが最悪(^^;
圧縮度合いも結構きついかなぁ。
『告白“決めてよ!”』はこの点でまともだったのにぃ。