Date: Sun, 02 Jan 2005 01:06:18 +0900
From: Fukapon
Subject: 勢いで買ったアレをプレイしてみる
ペンギンにゃ、みなさん。 てひひひひ〜、Fukaponですぅ。
勢いで購入、一昨年の11月30日に届いたあとそのまま放置していた画期的なソフト、KURIYA『そよ風のハーモニー』をついにプレイ!(爆
新年三が日と言えば、やはりゲームの消化です(^^;
このソフトを買った当時、使っていたDVD-ROMドライブ(パイオニア DVD-303S)がすでに壊れていて、急遽外付けDVD Multi Plusドライブを結構な値段で買った記憶が...(^^;;
その後そのDVDドライブが使われたのは、『マリア様がみている』を再生したときだけでした(爆。 しかし、いよいよ真の出番がやってきたです(^^;;
今更説明も不要でしょうが、一応、どんなソフトなのかをご紹介。
アニメ化もされた人気ゲームソフト、minori 『Wind -a breath of heart-』をベースに尺を短くし、エッチシーンを実写と差し替えたのが『そよ風のハーモニー』(と聞き及んでいる)。 実写で登場する女優さんをアニメ部分で声優とすることで、実写とアニメの高次な融合を果たした、革新的なハイブリッド美少女ゲームソフト(途中選択肢のあるDVD-Video)なのです(と勝手に今決めてみた)。
すでに多くのネガティブな評価が流れてしまい、とにかく早いレポートが売り(?)の私としては後塵を拝した格好となりましたが...。
世界で初めて、好意的な、ポジティブな評価のレビューをお送りしたいと思います(爆
なお、あたしのWind経験値は、G'sの付録だったコミックを読んだだけです(^^;
# アニメもちょっと観た(^^;;
ゲームの展開は幼き日、みなもとの別れの回想シーンから。 そして、回想を抜けて現実に戻り、再会シーンが始まります。 (おそらく)有名なあのシーンですね。
ぇ...。 ちょっと待って、もう一度しゃべってくれない?(^^; このCVはあわないぞ...(爆。 じょ、冗談だよね? ほら、次の科白では...。 同じ声だ(笑。 しかも、演技というものが感じられない(^^;; あたしがやった方が演技はまともなんじゃねーの? とか思ってしまうぐらいに...。
いやいやいやいや、何をおっしゃいますか。 声をコンプレックスに持つ女の子だっている、だからって蔑視するような男にみなもは渡せないよ。 そもそも声なんか、素敵な彼女をはかる何になると言うんだ。 そう、みなもは誰よりも大切な、たった一人の想い人なのだから。 なんだって知っている。 声がちょっと変わっていることを理由にいじめられていたこと、会話がいつも棒読みで可愛くないって言われて泣いていたこと。
そんな彼女が、好きなんだから。 ...うん(^^;
と、さすがは作品に甘いあたし、かなりナイスな妄想でカバーしつつ...。 ん? まりも? 何? おまえ「まりも」なんて名前だったっけ?(爆。 あまりに衝撃的なCVに気をとられて気づかなかったけど、それはあんまりにも。
いやいやいやいやいや(以下略。
そんな彼女が、好きなんだから。 ...うんうん(^^;;
この再会のシーンで、ともに抱いている想いを確認する二人。 そう、周りがなんと言おうと、一番大切なのは、あなた。 そしてエッチシーンへ。
...早っ(^^;
いやいやいやいやいやいや、あり得ないと言えばそうでしょうが、アレなゲームの展開なんてどんな丁寧でもどこかには大きなあり得ないが潜んでいるわけで...。 これはこれでありかも知れませんよね(笑。
ありじゃありませんね(爆。 回想/再会シーンを脳内でフルアニメーションにした私も、ここばかりは補完できませんよ(^^;
いやいやいやいやいやいやいや、突然エッチしようってわけじゃなかったんだよ。 二人とも。 でも、お互い一途に想い続けた短くない時間。 当然、人並みに恋人だって欲しかったし、エッチなことにも興味があった。 それでも、どこかにいるあなたとつながっていると想えば、がんばれた。 だって、一番大切な、代わりなんかいない恋人と、いつも隣同士でいられるんだから。 でも、やっぱり、手を繋いで、キスをして、一緒に遊んだり、...エッチだって。 そう思っていたから。 再会して、手を触れたら、自然に。 それだけのこと。
そ、そうだよ、それだけのことなんだよっ(^^;;
えーっと、そのエッチシーンそのものについては特に触れることなし(爆。 ゲームはここでおしまい。 ここで涙ね、わかりましたか?(^^;
だってぇ、エッチシーンはお粗末なコスプレものですから(^^; まぁ、箇条書きで簡単につっこみますか。 総じて「二人」を創るということに対する認識が甘い。 コスプレものをなめすぎ(ぉ
とゆーわけで、わずか15分程度のエッチシーン手前までがこのゲームのすべてです(^^; いやいや、アレな世界で長いみなさまなら、この15分で十二分な萌えを引き出していただけるでしょう(爆
ここで萌えられないようなヤツは、衣装をおざなりにしたエッチシーン担当スタッフと同類ですよ(ぉ
なお、どうしようもないエッチシーンは、始まる直前に「ハートフル」と「無理矢理」に分かれます。 もろにそれとわかる選択肢を選ばされるのです(^^; あたしはハートフルしか選べませんでした(^^;;
一応ルートメニューから無理矢理シーンもちらっと見ましたが、アレは耐えれません。 だって、大切なまりもに(以下略。 しかし、このゲームとしては無理矢理がメインのようです。 ハートフル側のエッチシーンはかなり簡素。 まぁ、ベンダーの読みは当たっていると思いますけどね。 べたべたに甘やかしたり優しくしたりってのが好きな人より、無理矢理思い通りにする方が好きな人が、アレな世界では多い気がしますので(苦笑
では、この辺でまとめです。
15分。 このボリュームだとコストパフォーマンスには難ありですね。 やすいとは言えそれなりの値段はしたと記憶しています。
内容自体は大御所『Wind -a breath of heart-』をベースにしただけあり、よくできていると思います。 友達から譲り受けるとか、低コストで手に入れるチャンスがあればプレイして損はない作品でしょう。 お茶でも飲みながら、15分間、幸せになれます。
ただ、言うまでもなく、昨今見られる大作のようなものを期待してはいけません。 たった15分でこれだけいけるんだな、ってのが見所です。
ぁ、映像特典にエッチシーンからEDっぽいシーンまでのアニメ版が収録されているのですね。 なぁんだ、エッチシーンになると同時にこっちに切り替えてあげると、+10分、最後まで萌えですよ(ぉ。 こちらのエッチシーンではまりもとの会話もあり、ハートフルで可愛いのです。 ...可愛いのです(^^;
書いてみればべた褒めですね(爆。 これは世界でも稀に見るレビューに違いない(^^; まぁ、ホントに、嘘は書いていませんよ。 やってよかったと本気で思っています(^^;;
最後に、今回はDVD-Video作品であるためシステムチェキができませんから、選択肢と再生時間を書いておきましょう。 手元のPowerDVD 5.0.0.603では一部再生がおかしかった(同じtitleが再生されているシーンで内容が違う、とゆーか直前に再生されていたtitleの内容がまた再生される)ことも併記しておきます。