今日のいちご舎: 荊の罠

Date: Sun, 21 May 2006 02:44:54 +0900
From: Fukapon
Subject: 今日のいちご舎: 荊の罠

 私だってそんなに、強くはないのよ。

 何よ、分かり切っていたことじゃない。 そして望んだのは私でしょう? 嫌ならば私が、一番近くにいた私が先に奪ってしまえばよかったのだから。

 光莉、よかったね。 あなたと天音様のことだから、まぁそう簡単には進まないと思うけどさ。 それでも、あなたたちは二人一緒に、歩んでいけばいいの。 何かに困ったら、天音様にちゃんと話すのよ。 私の代わりに、天音様の相談すると思って。 そうしたらきっと、すぐに笑顔を取り戻せる。 ええ、それが一番。

 私は光莉の笑顔を全力で守る。 だから光莉は、私に守られたりしないで。 籠の中の鳥じゃないんだからね。 欲する幸せに向かって飛びなさい。 私がその道を、作ってあげられるように。 そう、想っていられるように。

 ペンギンにゃ、みなさん。 Fukaponにゃの。

 まさか原作以下になりそうな予感を抱くことになろうとは(^^; 天音のエトワール戦参戦を巡っては、原作とは趣どころか始終を異にした展開となりそうですね。 残念ながら、ありがちなドロドロっぽい展開っつーか、ねぇ。 あまりに綺麗すぎるストパニに、現実味を持たせる調味料なのかも知れませんが。 あんなステレオタイプな嫌がらせカップルを作られても...(^^;;

 原作ではご存じの通り、誰もが天音を大型エトワール候補だと考え、剣城要も、鬼屋敷桃実も方向性としては加勢します。 まぁ、要は天音が好きなので、カデットになることを望むわけですが...。 アニメ版だとどうも、要と桃実が恋人同士で、二人でエトワール狙いなんですかね? 要はやはり、どこかで天音を思っている雰囲気もありますが。 故に、桃実としてはなおさら本気でエトワールを狙うのか。

 要に至ってはそもそもキャラデザが全く違い、肌の色があぅあぅ(^^; 浅黒い肌、男性的な雰囲気はどこに行ったんでしょう。 性格は見た目通りにまっすぐなところが強く、やっぱり天音様が好きだからって感じがなんとも憎めないヤツだったのに。 信じるものをなくしたような、心ない子になってしまいました(笑

 桃実も髪型、性格が違うようですね。 少なくとも私の記憶の中では、陰日向なく優しいお姉さんだったのにぃ。 要を食い尽くすために手段を選ばぬ、悪い子になっちゃっています(^^; まぁ、そーゆー愛もありなのかな(ぉ。 少女趣味な僕にはあいませんが(笑

 そんな可愛くない世界に咲いた一輪の花。 それが夜々ですよ(^^; 私も第4話のレポートで優しいお姉さんになって欲しいと書いたわけですが、本当になられると複雑ですよ(^^;; 同室だからなぁ、嬉しそうに今日の出来事を話されるたびに、泣きたくなっちゃうよねぇ。 でも、泣くな、南都夜々。 光莉の笑顔を守れるのは、君だけなのだから。

 さて、ここから軌道修正するとしたらどうしたらいいか、考えてみましょう(笑。 鍵はやはり、生徒会長の冬森詩音、彼女でしょう。 漢字は変えられてしまいましたが、原作と感じは変わっておりません。 エトワール戦のためにあれやこれやと手を尽くしながらも、実は天音の幸せを願ってやまない彼女(だと私は思っている)。 桃実に制裁加えてやってくださいよ。 縛ってよし!(違。 もちろん作戦遂行のパートナーは夜々。 二人はともに困難な作戦をこなしていくたびに、親密な関係になり...。 光莉にとんでもない教育を施すことになるのです。 間接的とは言え手練れ二人の毒牙にかかる天音、無垢故に染まりゆく光莉、初恋の織りなす甘辛日夜...(笑

 それにしても夜々ってホントに素敵なお姉さんだよね、と感心しながら細かいところをチェキチェキ。

 ...玉青、出す必要あるの?(爆

 ぁー、今回はこれしかないや(^^;; 寝不足で視界がふらつくので、とっとと次回予告いきましょう。

 夏服。

 以上(^^; おやすみ、光莉。