Date: Sat, 20 Jul 2002 00:28:06 +0900
From: Fukapon
Subject: Mary's開店初日を攻めましょう
ペンギンにゃ、みなさん。 どもども、Fukaponですぅ。
本日7/19にオープンとなりました、T-ZONEの経営再建策の柱の一部となるコミュニケーション型癒し系キッチン、要はメイドカフェ、もしくはコスプレ喫茶「Mary's」へと、project KAIGOの精鋭たちが攻め込んで参りました(笑
今日の論点(謎)はズバリ、「T-ZONEの再建策は正しいのか」とゆーことだったとか、どーとか(^^;
薄々気付きつつ
3名からなる少数精鋭部隊のうち、斥候兵に選抜されたのはつい先日まで就職活動と称して秋葉通いを極めていた2名、T澤師匠とFukapon。 両名が秋葉原に到着したのは1200過ぎだった。 朝から並んで開店初日のMary'sを確実に攻めよう、とゆー案もあったが「そこまでしたくない」「眠い」とゆーいつも通りの意見により、1300くらいの攻略開始を狙ったのであった。
秋葉着後、斥候兵としての任務を果たすべく、迷わずMary'sへと向かう。
...就職活動と称した秋葉通いとゆーか無駄遣い紀行を堪能していた彼らにとって、平日の秋葉原は庭も同然。
その様子がおかしいことにもすぐ気付いた。
「この通りにあの手の連中がいるのはおかしい。
やはり...」
予感したとおり、Mary's前には小さな人だかり。
...小さな。
そう、これがポイントだった。
朝、整理券を配布したらしく、1430までは整理券を受け取ったものしか入店できないと言うのだ。
整理券を持っていないものは、1430から並んでくれ、とのこと。
ん〜、攻略開始時刻は予定から遅らさざるを得ない。
しかし、彼らは諦めなかった。
そして、メイドさんは彼らに微笑む。
先ほどの担当者の説明によれば、1400頃に再び進軍するのが最善策。 そう判断した斥候のT澤師匠とFukaponは、いつも通り、無駄遣い、イヤ、お買い物紀行へ。 ...そう、無駄遣いではない。 メロキュア、望月花穂ちゃん、桑谷夏子様(w/斎藤千和)のCDを手に、Fukaponはささやいた。 そう、決してはずれない。 ...と思ってはいなかったが。
T澤師匠、Fukaponは1315に、自転車で秋葉原にやってきたもう1人の精鋭、N田軍曹と合流。 ブリーフィングを手短に行う。 適当な店で涼みつつ時間をつぶし、1400に。 時は満ちた。 進軍の時である。
予想通り整列を開始した直後。
先客に4名様1組。
2組目に位置し「ぴったりですな」などと語りつつ、30分弱。
いよいよ攻略開始である。
1430過ぎ、Mary'sへと入店。
テーブル席32、カウンター席5、そんな小さな店内に入った瞬間、混乱気味の状況が手に取るようにわかった。
予想以上に忙しいのだろう。
人手不足で来店客の案内も即座には行われなかった。
...この「予想以上」はネタとして、大いに語られることとなる。
テーブル席(B3, B4)へと案内され、席に着くと、早速お冷やを持ってメイドさんが...、と行くようならT-ZONEに経営危機は訪れていなかったかも知れない。 一人フロアで接客係として奮闘する"りえ"さんがやってきて「お冷やをお持ちいたしますので少々お待ちください」とメニューをおいていった。 メニューは1テーブルに1つ用意されているようで、3名の彼らの席には2つおかれた。 ...「忙しそうだなぁ」「っつーか、(この混雑状況は)予想外なのか?」などと現状についてごくごく当然のことを語りつつ、何を注文するか考える。 数十秒熟考したところで、3名それぞれが違うものを注文しようと決めてオーダーした。 しかし「ケーキは生チョコのみ...」とりえさんが返したため、彼らの数十秒は無駄になりかけたものの、気を取り直して
を注文。
ん〜、どこか接客技術っつーか、接客意識がなってません。
入店直後からFukaponが敏感に感じ取っていたのは「接客が今ひとつ」ということ。
普通のバイト以下じゃなかろうか。
やはり、彼女たちは「モデル」であって「ウェイトレス」ではないのかも知れない。
ま、態度が悪いわけではないので良かろう。
そして、3名が店内を細かく観察すること数分、注文の品がやってきた。
ただし、不完全な状態で。
...レスカフロートにはストローしかついていない。
「フロート」の部分をどう処理しろと?
ぁ、CyrixのCPUを使っているからフローティングポイントは扱いたくないんですね?
なんて古いつっこみもなく、N田軍曹一人を悩ませて食べつつ、レスカはファンタだが紅茶はなんだろうと考え、語る。
この来客状況が続けばT-ZONEには明るい未来が訪れるのかも知れないが、それが彼らの思惑通りだとしたらT-ZONEに未来はない。
秋葉原と言うにははずれすぎている昌平橋通り沿いに位置するMary's。
長期的な大量来客は望めるのだろうか。
やはり、無理をしてでもAKIBA PALACEの3FをとってStarbucks(が入るというと噂がある)に横付けした方が良かったのでは...。
それは無理だとしても、せめてもう一本、中央通りに近い場所に...。
と、なぜか話題はMary'sの目玉であるメイドさんについてではなく、Mary'sそのものが目玉であるT-ZONEについてだった。
精鋭部隊の面々は、秋葉原に造詣が深い。
T-ZONEがなぜ今の経営状況にあるのか、秋葉原という切り口で語らせたらなかなか長いわけである。
そんなT-ZONEの経営再建についての話が一段落すると、りえさんは堀江由衣に似ている、とゆー本命っぽい話題をかすめつつ、テーブルにおいてあったアンケートへと話題を移す。 せっかくだから書いていこうじゃないか。 そして、20-30分悩んだ結果、以下のようなアンケート用紙を完成させた。
T-ZONE「系」じゃなく、そのものなんですけどね。 ...今の正式社名を思い出せず変にぼかしてしまったのが心残りだと記入者、Fukaponは考えている。
会計を済ませ、退店の際には先着300名にプレゼントされるオリジナルグッズとメンバーズカードをもらう。 前者はMary'sのイメージキャラ、メイド3人組を描いたコインみたいなもの。 後者には
一回のご来店で合計金額が1000円以上の時スタンプ1コ差し上げます
20コたまるとステキなプレゼントを差し上げます
有効期限は下記の日付から1年間です
とある。
...舌足らずな説明かつ、なかなかいやらしい内容である。
なお、客席数と予想回転率からproject KAIGOの精鋭部隊が算出した本日、我々が退店するまでの来客数は120-130。
がんばれ、T-ZONE。
# なお、Fukaponが手にしているメンバーズカードのナンバーは63
# 我々の予測をある程度上回る数が正解かも知れない
退店後、某所でCD-Rメディアを買い込みつつ「来月以降、人が入らなくなった頃にまた行こう」と確認して、本日のミッション終了。 お疲れ様でした。